2022年10月17日月曜日

Coupe du Japon くまもと吉無田国際 大会を観戦してきました

吉無田高原で行われたMTB大会を、観戦と写真を撮りに行きました。今回からカメラが新しい機種に変わり操作も慣れないままですが、どうなる事やらです。

久々の吉無田

秋の吉無田MTBフェスティバルで、日曜に「Cupe de Japon」エリートクラスのXCO大会があります。UCIの国際大会レベルとなっているようです。前日の土曜日は主にアマチュア選手の人たちが参加する2時間耐久戦をやっています。それプラス、エリート男子の本番スタート位置を決めるXCCがありました。
XCCではXCOの縮小コースで行われますが、自動車レースで言うところの予選みたいなものなので、短いコースで全力アタックが見られます。30名くらいのエリート選手が一斉に走り出すと、そのパワーで絵面もそうですが、音も埃も半端なく迫力があります。選手が通るとタイヤが地面をかける唸り音と、埃を舞い上げていき観ている方にも辛い環境になります汗
埃はカメラに大敵ですが、今回から防塵となっており大丈夫なはずですが、下ろしたてからこれじゃちょっと辛いですね。

今回の車中泊

自宅から吉無田高原まで遠いので、今回も車中泊となりました。休憩したところは「道の駅 美里・佐俣の湯」でした。吉無田高原から50分程度で行けますが、ちょっと遠いですね。温泉施設付きの道の駅で、使い勝手がよく、自然に囲まれた環境にあるのですごく静かに休めるところでした。ただ、宿泊施設もあって、そこに泊っている客がベランダから騒いでいたところが残念でした。温泉は広く露天風呂もあり良かったですね。綺麗で広めの施設なのでお客さんも多かったです。
遅い時間に着いたので道の駅で食事をとることは出来ませんでした。なので、周辺で食べるところを探すことになりますが、近所にはコンビニもない結構田舎なので困りました。ドラッグストアに寄って買いもをしたのですが、その横にパスタ屋さんを見つけることができラッキーでした。
「komushiron cafe コムシロン カフェ」というお店で、お勧めのパスタセット料理を食べましたが、お値段なりの美味しい料理でした。ファミレス料理に慣れている私の舌には、びっくりするくらいのお味でした。で、お味の説明は、、、グルメじゃないので説明できません。悪しからずw

XCO本番

日曜の午前中から各クラスに分かれてレースが実施されます。午前中はジュニア、ユース、マスター、チャレンジなどのクラス。午後からエリートの女子、男子といった順番でした。
私は丘の上の林セクションで写真を撮ることを決めて、丘の上までトレッキングとなりました。朝方から入りコースを再度下見。林の中なので光量があまり望めないのが難点です。特に午前中は光があまり届かないので困ります。
9時から各クラス順番にレースがスタートします。コースのピーク点の展望台から少し走ったところに林間コースがあります。なので、ここまで来るのにそれなりに時間がかかると思っていたのですが、最初のクラスの選手のトップで5分越えてくらいで到着してしまいました。たぶんめっちゃ早いです。スタートから展望台へ登るコースは、アマチュアの人は押して登る区間があるくらいです。当たり前だけど、この大会に出るレベルなので、押すなんてことはないのでしょうね。激坂でガレた未舗装路を登る姿を見損ねたのは残念でした。

彼らが近づいてくると林の中にMTBのメカ音のカチンカチンといったシフトの機械音が響きます。下りに入るとラチェット音、タイヤの唸り音がしながら、私の位置に迫ってきます。私は最後の上りのコーナーでカメラを構えていましたが、谷へ下った後に急な登り返しとカーブでマシンの扱いをミスして降りてしまうと、そこから漕ぎ出せなくなるいやらしいポイントとなっていました。

女子XCOは参加者が少ないので、エリートやユースといった混合クラスでの走行となりました。全体的にトップの矢吹選手(NESTO)が抜きんでていて、終始先頭を走り切り優勝でした。注目といったらなんですが、二番手の北津留選手(QMAX)で矢吹選手から少し離されてついていっていました。同じエリートの選手かと思ったらそうではなかったらしく、周回数が少ないので途中でいなくなりクラッシュしたのかと心配しました。今後が楽しみですね。

男子XCOは1周目こそ繋がっていましたが、徐々に絞られていき最後は二人で一騎打ちといった展開でした。優勝は沢田選手(ブリヂストン、日本チャンピオン)で、2位の北林選手(スペシャライズド)。序盤は北林選手が先行していましたが、しっかり沢田選手が付いていっており中盤からかわしてトップに立ち、そのまま優勝でした。春先に怪我をして練習不足との事でしたが、エリート選手の回復力は凄いですね。割と体格の差がある感じで沢田選手が少し小柄で絞れている感じでした。その辺りで、登りが長く厳しい今回のコースで差がついたのかもしれません。北林選手は、同じチームの山本選手(オリンピック選手)ばりの体格で、世界基準に近い雰囲気がありますね。コースによってはもっと激しい競り合いが観られることでしょう。





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