2013年12月30日月曜日

野獣死すべし!?

今年のオフシーズンは、久しぶりにMTBに乗ってで充実していました!
で、今日もノリノリの気分で近場の林道をポタリング。
ぶらぶらぶらと静かな林道をコギコギです。

昔よく走っていたコース。
山間の集落を登りきると田畑の横に道があって。。。
って、登っていったのですが。
うーん、やっぱり、残念。
鉄格子の柵がキッチリと。
野獣対策ですね。

いや、まじ、ここ5年くらいで山の雰囲気が変わった。
昔は自由に行き来できていたのに。

・いたるところに柵
・舗装される林道

山を走る楽しみがなくなっていく。
自宅から近場がこれじゃ寂しい限りです。
仕方ないので、ちょっと遠目の場所をもう一度開拓してみようかなと思っています。

マシンの方も、今日はトップ側でチェーンが滑るような動きがして。
まだ一回もチェーンを変えていないので伸びきった感じがします。
冬場しか乗らないMTBですが、さすがに10年。
そろそろですね。
来年はチェーン交換の作業から始まりのようです。

2013年12月22日日曜日

やぐらしかラリーへ行ってきました

本日は超久々にとれとれに参加しました。
CSブリットさんのブログを拝見していたら、参加してきたって記事をたまたま見つけました。
まだやっているのだと関心しつつ、佐賀での開催ならまた出てみたいなぁなんて思ったんです。
佐賀の大会というと「やぐらしかラリー」って名前の大会。(唐津の時は別の名前にもなりますが。。。)

という事で11月の休日はMTBに乗りっぱなし。
ちょっとした修行もしつつ、ラリー当日がやってきました。

前日の雨風が本当に止むのだろうかと心配でしたが、まだ明けきれない空を見上げると、月の影が見えてちょっと安心しました。
道路状況を確認したら、三瀬は雪でチェーン規制の様子。
女山峠、やばいかなぁと思い、武雄ルートで若木へ移動。
道は凍っていなかったけど、靄がかかって安全運転速度で移動した。
地元なので、移動距離が楽でよかった。

若木のJAの駐車場に停まっていると、ぞくぞくとMTBを積んだ車が集結。
皆さん、移動にはハイエースとか箱バン系の人が多いですね。
そして、今回はその中につわもの一人。
バイクをオートバイに積んできた人がいて(^^;
ロードバイクの大会とは一味違いますねぇ。
参加者を見ていると、以前から継続して参加している人も多いようで、顔を覚えている人も沢山。
主催者は、館さんだけど、兄さんからミチさんに代わったようです。
出発前の面白いブリーフィングは以前のままでした(笑)

さぁ、走りなのですが。。。
先週ちょっと喉が痛くなったりで体調下降気味だったのですが。
当日は緊張しているのか?ぜんぜん問題ありませんでした。

ロードで走りなれた本部ダムの横を登り、更に曲がって登って林道ののぼりへ。
この辺りまでは、11月の修行の成果が出て無難にこなせました。
結局のところ体力的にはまったく問題がありませんでした。
が、、、
やっぱりこの大会。
体力以上に、他の能力も必要で。
地図読みがですね。。。
リートを見つけながら走るのが。そこは修行できてませんから(汗)
最初のほうはどんどんペースを上げて前の方で走っていたような感じでしたが。
PC1に行く前に、つまらないところで迷ったりで。
あっと今に集団につかまりました。

今回は参加人数が多いので、狭い林道でMTB渋滞しているかのような進行になるケースも。
人が沢山いるので、山の中でも心配要らずなのですが。
やぱり道を間違えたりしてロスする時間が多かったですね。
途中までCSブリットの店長さんと一緒でしたが、さすがに下りに強いようで、いつの間にか先行されちゃって。
自分も不慣れな下りも遅いながらこなしつつELのポイントまで到着しましたが。。。
なんと6分遅く、足きりに。。。
ああ、道に迷っていなければ。。。
なんて思いながら、ループコースをカットして、次のELポイントへ移動です。

次のELポイントまでも、当たり前のように迷いながらシングルトラックを堪能。
楽しめてるからいいやと順番の事は忘れて走っていると、先頭集団が追いついてきました。
中には、女王様といわれる、もちろん女性が。
さすがに早いですね。
道を見つけるのも走りも。
後で聞けば、シクロをやっていたことがあるとか。
担いで登っているときも様になっていた。さすがだ。

とにかく、先頭に人たちは迷わない。
なんで?ってくらい、迷わない。
道を的確に見つける。
走りながらですからね。
本当に不思議な感じです。

EL1足きり組みの先頭のほうでEL2に到着。
だがここでも足きり。
もう1つループが残っていて行けるかと思いきや、ちょっと残念。
結果として早いほうでゴールとなり、時間をもてあそぶことに。
そこで、一緒に到着した5人で、せっかくなんでここからツーリングしようって事に。
道をショートカットして最後の下りを堪能しにツーリング。

最後の下りは入る場所が分かり難いSTの下り。
途中でトップの選手が追いついてきたけど、間違って別の道で藪漕ぎになてた(汗)
トップの選手でも間違えるんだって、ちょっと安心しちゃいました。

最後のST下りですが、面白いくらい続くSTでした。
ブレーキかけてもずるずる見たいなやばいところもちらほら。
おかげさまで、何回かこけてしまいました。

コースを作っている人は、よくこんな道を見つけるよなぁって感心しちゃいます。
自分も山を走る時にたまたまそれっぽい道を見つけたりしますが。
さすがに独りの時に突っ込んで走る気にはなれませんからね。
複数人で計画的にやれば色々と楽しい道を見つけることが出来るのかもしれません。

久しぶりにバイクが泥まみれ。
ここまで使ったら、高いMTBを購入した会があったってもんです。
MTBはオフロードで乗らなきゃね。
久しぶりにMTBの熱が上がってきそうな予感のする一日でした。

いや、本当にだれか一緒に走る人がいればいいんですが。。。昔みたいに。
そこが残念。

ゴール後に、ブリットさんの店長号に乗せてもらいました。
GIANTの27.5インチ車。
カーボンフレームでワイヤー取り回しが内装になっていて、すごく見た目は良かったです。
駐車場で走っただけですが、乗り心地はよかったですね。
ゴツゴツ感が少ない、なんともマイルドな感じ。
車高がちょっと高めな感じもしましたが、ホイールの関係かな?
取り回しや、コーナリングのバランス感など問題なし。
自分の26インチ車よりも良い感じがしました。
一度シングルで乗ってみないと分かりませんが。
MTBも進化しています。新しい奴、欲しくなっちゃいますね。

2013年12月15日日曜日

ちょっと井原山まで

大会の日程が近くになるとそわそわしだします。
来週はラリーレイドに出るので、それっぽい練習しとかないとなぁ、って。
そう思い立って、山へ練習をしに出かけました。

目的地は井原山。

福岡と佐賀の県境の山。
登山者の記録ブログも多くポピュラーな山のようです。
ここは迷うことがないだろうと地図をプリントアウトしてゴーです。

ラリーレイドというとですね。
地図とにらめっこしながら道を探したり。
キツイ勾配の坂を上って、楽しく下ったり。
たまには越えられない障害を担いで越えたりと。
少し冒険的な要素のある大会です。
乗車率90%以上のトレールじゃないと嫌だってMTBerには、ちょっと、、、な感じだと思われます(笑)

もちろん乗れたほうが良いにこしたことはありません!
ただ、日本、、、、佐賀の山はそうなっていないって所でしょうか。。。

今回は北山ダムの近くからエントリー。
地図を見て、そんなにキツクないと読んでいましたが。
のっけからガシガシでした。
ミドル+ローあたりでペダリング。
いつもこんな感じだったのかと思えるくらいペダルが重かった。
幅の広いタイヤのせいかもしれないけど。
結局のところ、MTBとロードは別物なんだろうと。
最近までロードばかりだったので、乗りなれていないのだなと思います。
登りながら来週の事を考えると気が重くなりました汗

それで、ガシガシと林道、遊歩道的な所を登っていって、ブログに書かれている分かり難い曲がり角の鉄塔へ出ました。
山の上にある送電線。でかい。



ここまで来ると、もう一回、ファイト一発的な登りをやって、山頂となります。
MTBがなければ、いい登山なんでしょうが。
いや、ほんとファイト一発なんです。

途中まで鉄塔を横目に登っていくのですが、風きり音が不気味なくらい響いています。
次第に遠ざかり、どのくらい登っているのか分からなくなりますが。
結局のところその鉄塔以上のところまで登っているのかと思うと、本当にファイト一発的な登山です。

山頂に近づくと、残雪です。
さすがに900m以上の世界は、気温5度以下の世界です。
薄らと雪に覆われた世界でした。

井原山頂上
土曜日に行ったので登山者は少なく、やや強い風がぴゅぴゅの世界でした。
後から来た雷山からの縦走パーティの人たちが、MTBで登ってきてるよって驚いてくれました。
この山は登山者も多く、歩くところもはっきりとしているので安全な印象を持ちました。
今度は歩き、トレッキングで行ってみたいものです。

佐賀市内から人力で5時間くらいの旅になります。
オール人力で山に登れるなんてMTBしかない。
いや、すばらしい乗り物です(笑)

とか言っているけど、トレッキングやトレールランもやってみたいのですが。
だれか一緒にやらないかなぁ。

2013年12月10日火曜日

出走予定 やぐらしかラリー 2013

MTBのタイヤを替えてから、気持ちはノリノリです。
調子こいて大会にでたいと思います。

かなり久しぶりですが、九州レイド(とれとれ)に参加する予定です。
佐賀で開催の「やぐらしかラリー」

MTBだし。
ラリーレイドだし。
今回は佐賀だし。
参加者少なめかなぁ、なんて思っていたら。
かなりの参加人数になっている!

いつのまにか、こんなメジャーな大会に。。。(笑)

主催者に迷惑がかからないように。。。
この前、道に迷っただけに・・・。
不安は隠せませんが(笑)

ま、ぼちぼち頑張ります。

2013年12月1日日曜日

九州自然歩道シリーズ 笹原峠>女山>八幡岳頂上

今日、日曜日は天気予報が外れて雨でした。
やっぱり、土曜日に行ってて良かったです。
女山、八幡岳にアタックしてきました。
おかげさまで、今日は全身筋肉痛です。。。

冬場に入ると、山越えは厳しいかと思っていたのであせていました。
今年の冬は、冬らしい寒さになるのでしょうか。
土曜の早朝、天山の山頂を見上げると早くも白いものが。。。
12月、九州にも冬到来ですね。




スタート地点に立つ前に食料や水を調達します。
多久駅周辺で買えばいいじゃんと気楽な気持ちで家を出発。
だけど・・・多久恐るべし。
新築された多久駅の周辺で知っておくべきこと、一つ。
駅近コンビニがない!
コンビニが無いわけじゃなくて。
ちょっと外れた場所にはちゃんとあります汗

今回のエントリーポイント。笹原峠。
=前回の終了ポイントです。
コンビニ探しに時間がとられてしまい、9時30分スタートでした。


笹原峠の看板
この案内板を曲がって集落を抜けると、すぐに林道が現れます。
案の定、山の仕事がしやすいように、舗装林道で走りやすい道でした。
だけど、先週の荒れた天気と季節柄、路面の状況は悪い方です。
ぬれた路面に落ち葉なのでスリップに注意しないといけません。
長く続く林道をきつくないペースで登っていきます。
たまに、昔のままの自然の道とかあって、飽きることはありません。
注意しとくべきことは、林道と自然歩道の分かれ目があることです。
自然歩道の看板は見落とさないよう。

どんどん登っていくと、唐津の佐用姫伝説の石碑がある場所にいけます。

佐用姫の石碑?
このような寄り道ポイントを辿りながら女山の八合目くらいまではいけるでしょうか。
ほとんどが舗装された綺麗な道です。
看板も出てるし、山歩きに慣れた人なら迷うことなくいけるかな。
中折地区まで楽に登れました。

さぁ、ここからが本番です。

女山って言っているのは、女山峠の横にある女山のことです。
女山には二つ呼び名があるんですね。
もう一つが船山。
唐津と佐賀?地区で呼び名が変わるとか。。。昔色々あったようですね。

船山キャンプ場へ向かう道から山道っぽくなります。
田畑の横を通りながら、藪の中に入りながら、道を辿ります。

そして着いたら、ビックリするくらい良い眺めの船山キャンプ場へ到着。

船山キャンプ場から天山方面の眺め
マッ平らな佐賀平野を見渡せる高台に、こんなに良いキャンプ場があるんですね。
他の日にもう一度来てみたいと思えるような場所でした。

キャンプ場の横から、いよいよ女山への山道を行くことになります。
ここからは、シングルトラック的な道です。
自然歩道なので「歩く」には楽しい道です。
ですが今回は相棒がいるので大変です。
犬みたいに自分で歩いて登ってくれるのなら助かりますが。。。
10Kgオーバーの相棒を引き連れながら急な坂を登るので四苦八苦です汗
しかも倒木バリバリの道でした。。。

一番酷い倒木はこれ。。。

遊歩道の倒木
人一人、自転車一台やっと通れる隙間です汗

頂上に向かう山道では、たまにMTBに乗れたりもします。
もちろん坂道発進になります。
しかも今回は雨の後だけに路面が悪く、タイヤがスリップして漕ぎ出せない所ばかりでした。。。

そんだこんだで、たぶん15Kgくらいの荷物を抱えて登山をしながら女山の頂上へ到着。
頂上付近になると気温も下がり、昨晩の雪が残っていました。
今年初めて、雪を踏むことになりました。

紅葉と雪
雪は深くはありませんが、それなりに残っていて、靴をぬらすほどです。
前日に撥水スプレーをかけてきて正解でした。

女山頂上で12時くらい。
なんとも遅い進捗です。
予定は11時に登頂したかったのですが。

目の前に八幡岳の頂上も見えていることですし、気を取り直してそちらへ向かいます。
頂上から下り基調になりますが、階段あり倒木ありの障害物競走には違いはありません汗

そして、八幡岳頂上まで、今回2回目の頂上アタック。
八幡岳には、ロードで上る舗装道路もありますが、自然歩道がちゃんとあります。
距離にして1Kmくらい違うのでビックリです。さすが直登系ですね。


いつもの八幡岳展望台へ行くと、自衛隊の皆さんが何か作戦?を実施中。
どこと通信してるんだろうな。。。
国費で立てた棒に立てかけてみた(笑)

展望台周辺で下る準備や休憩を入れて、13時になりました。
1時間以上時間が押してこの先を進むべきか迷いましたが、自然歩道を下ることにしました。
せっかくきたのだから。。。

あまり行くことない自然歩道側
自然歩道側の下り入り口にも、また別のアンテナがあるのですが。
TV用かなぁ、なんて思っていたら、九州電力の自社アンテナでした。
玄海辺りからの電波を佐賀市内のビルまで通しているのでしょうか。
自社の中継基地があるなんてさすがにインフラを支えている会社ですね。

そしてやられた。。。八幡岳からの下り
時間が押したとはいえ、ここまで八幡岳頂上まで来ることが出来ました。
ここから下りの道は未調査の道です、
ネットで調べた感触では行けると思いました。
案内板もあり歩きやすい遊歩道と書かれていたのですが。。。

700mクラスの頂上。
先週ずっと天気が悪く、路面はぬれた状態。
それに加えて、枯れ葉に雪と来たモンです。
更に道は岩石がごろごろ。
行くなと言わんばかりの道でした。。。
が、行っちゃいました。。。
これがそもそも間違いでした。

マシンを担いだり、杖代わりにしながら下っていく。
道の形にはなっているものの、岩がごろごろで、何度となく滑りました。。。
普通の歩きでも嫌な感じ。

それでも行けるので行ったのですが。。。行った先は。。。。

まさかのロスト
途中、大きな岩石の下に仏像が彫られ場所を通り過ぎ、暫くすると妙な光景。
石で組まれた歩道のようなものが山の下へ続いている。
今来た道から正面に見ると、そこで道が途絶え、そこを歩いて下る道?ってな感じに見えました。
これは遊歩道で整備された道の跡なのかなと思えました、私には。。。
山歩き経験不足が招いた判断ミスです。
谷へ降る側溝のような溝。1.5人くらいの幅の道のような???
ちょっと下ってみて、木に付けられたマーカーも見えたので信じて下りました。
が、、、谷側へ険しくなる一方。
人が通った跡と思われる木の削れなんかもあり信じてしまいました。
次第に、小川の音が聞こえ出して。。。
ちょっと下を眺めると、、、。
そこは砂防ダムでした。
マジでアウトな場所を下ってました。
多分、ずーっと昔に治山工事で作った、側溝だったんですね。
唖然としました。
ここって自分以外にも間違って下っている人は多そうです。

諦めて頂上に戻ることに
元に戻って本ルートを発見できましたが。
時間は午後を回ってしまっている、もう一度似たようなことをやるとアウトなので撤退です。
元の頂上に戻るにしても、15Kgの荷物付です。
頂上アタック、3本目ですから、かなり体力的にやばかった。
登山系の登り返しになりますので、荷物を引き上げたりで、完全の腕の力を使いきりました。
歩みのほうは、ジョギングやっていて助かりました。
まだ少し余裕がありましたが、体力を使い果たしたのは久しぶりでした。。。

山を甘く見てました、、、すみません。
頂上にもどって暫くしたら小雨が降りだし状況的には悪い方向へ。
本当に撤退していて良かったです。
馬鹿な勇気を出して下らなくてよかったです。
撤退正解でした。
やはり山は甘く見たらいけません。
前準備、大切です。
ホントに!

下山して佐賀市内へ
着いたのは6時になろうかとしていました。
途中休みを入れたりもしてましたから。。。
いつもの鍋島セブンで最終休憩。
毎年のごとく、ココはコンビニとしては異常なくらいイルミネーションに力を入れています(笑)
てか、ココの店長さん、さすがです。

力を使い果たし、腹が減ってたまらなく。。。
暖かいカップヌードルをゴチに。
昔、カップヌードルのCMでラリーの合間の食事の風景があったような記憶があります。
「あーいがすべーてさ・・・」の歌と共に。
なんか、自分ではそのシーンの中の一人になったような心境でした。
今回は厳しかった。
無事に戻ることが出来てよかった。

鍋島セブンのイルミネーション