2019年4月29日月曜日

平成時代は私のサイクリング時代そのもの

この前、ツイッターで栗村修さんの投稿を見て懐かしくなりました。
漢ギヤ52・42とか懐かしすぎる。
もう30年くらい前の話ですよ。
そう平成元年の頃。自分は遊びですが、彼はプロとしてサイクリングを始めたわけですね。


ということで、平成は私にとってサイクリングの時代といっていも過言ではありません!
そういうことで、自分の平成サイクリングライフを振り返ってみます。

初めて買ったのは。。。

横浜に住んでいて、バブルの頃、車をローンして買えたとしても、駐車場代が1万円という馬鹿らしい土地に住んでいたので、車は諦めましたw
子供のころから自転車は好きだったので、そのころ少しブームだったスポーツ自転車=レーサーを買うことにしました。
ショップのおじさんにLEVELの赤いフレームを進められたけど、赤が嫌いでやめました。そして割と安く買えるパナソニックのPOSのバイクを手に入れました。

当時は、レーサー、スポルティフ、ランドナーといった車種が一般的な感じ。
今の一般向けロードバイクってのは、そのころのスポルティフにあてはまると思います。
そのころはレーサーにつけるタイヤはチューブラ一択でしたね。。。
シフトは出始めのインデックスシステムSIS付きのwレバーで105でした。リアは6速。
フロントは52・42。リアはローが21Tでした。。。

つまり、あの頃のロードバイクときたら、乗りてを選ぶ乗り物だったんですね汗
平地は普通に走れますが、登りはきつかったこと!
ショップのおじさんに「しばらくインナーしか使わなくていいから」と言われたことを今でも覚えています。

この頃は、三浦半島、横須賀、鎌倉、江ノ島などといった場所に走りにいってました。鎌倉や江ノ島は渋滞がひどく、海岸線沿いの渋滞の横をすり抜けて走っていたなぁ。
関東周辺はどこへ行っても車だらけ。車と並走するのが普通と感じるくらい。なので、佐賀の道なんて走りやすさは抜群で恵まれてますよ。
初めていったヒルクライムは、相模湖かな。。。スワンの乗り物見たさに?w
その時のキツさったらもうです。若さだけで必死に登りました。帰り道は青梅街道の方に下ったかな。。。ダウンヒル。。。そのころは、ノーヘル、ノーサングラスがあたりまえで、今思えば危ないことをやっていたような気がします。

いつも帰るときは売り切れ状態。ボロボロ状態でも自転車を降りて歩くことはせず執念で漕いでいました。
住んでいたところが丘の上なので、帰りはまじ止めを刺される道でした(笑

登りに目覚めて?

そんなバイクと一緒に佐賀に戻ってきました。
バブルの頃はTDFなんかもTVで放送されて、ずっと前にNHK特集で見たイノーの時代からは少し様変わりしていたような気がしました。
登りを攻めるプロのレーサー。群がる観客。見てるだけでワクワクしちゃいます。
こりゃ、自分も登らないとね、なんて思ったのがそもそもの間違いだったような。

目的地を北山ダムに定めて、アップルマップルあたりでルートを確認。頭に記憶してゴーです。めっちゃ冒険ですね。

佐賀の山は、今でこそ少しなだらかな車道が出来ていますが、そのころはまだそのような国道はなく、昔ながらの直登系の山道を登るしかありませんでした。
42×21のくそ重いギアで必死にシッティングで回していく。根性・根性・ど根性の世界です。
そのころは、ほんとに一般的なサイクリングしかしていなくて、練習なんて特別なことはしていなかったものですから、一回で登りきることはできず、何度も諦めては後日再チャレンジする日が続きました。

で、まぁ、何回か挑戦を繰り返して、三瀬の観音峠を越えて北山ダムまで行くことが出来るようになりました。
北山ダムで休憩していると、他の観光客から自転車で登ってきたの?って半分呆れ顔で見られていたことを覚えていますw
でも、地元の人は優しく、田舎の山道を走っていると、地元の人がやたら応援してくれたりして嬉しかったです。

ども、そんな無理なことばかりしていたので、しまいには膝が悲鳴を上げて故障しましまい。それからしばらくロードはお休みとなりました。

そして再チャレンジ

自転車は通勤の道具として使うくらいになっていましたが、またしばらくしてサイクリングの虫が動き始めました。
その20代で買った漢ギヤのレーサーを整備してもらい、熊本の大会へ行ったりしましたねぇ。
チャレンジ阿蘇を四苦八苦しながら走っていたころ、女性ライダーと途中まで並走していたのですが、小国からの登り返しで負けたことを覚えています。こちらのバイクが登りに不向きなのは承知のことでしたが、やはり女性に負けたのが悔しくて、なんとなくその人のことを覚えていたのですが。。。後でその人の事は判明し、その方はガーネットさんだったことを知るのでしたwww
その後、阿蘇望にもそのバイクで挑戦しましたね。一番キツかった頃の阿蘇望。
地蔵峠の帰り道、11%の表示のところで力尽き、失速して歩いたことが今でも心残りです。もちろん、今のバイクではそんなことはありませんでしたけどね!

平成の終わりに

平成元年ごろのクロモリレーサー、15年ころのアルミレーサーと、一度買ったら長持ちさせる昭和のもったいない精神のライダーです(笑)

ここ数年のロードバイクブームは一体全体なんなんだろうと理解できない部分もあります。一般的なサイクリングで、一度に総額100万くらいいっちゃっている人もちらほら見かける。痛バイクに痛ジャージ。正直、わけがわからない世界です(^^;

ロードバイクのコンポーネントは一般向けのギヤ比を持ったコンパクトドライブが出てきて、そういうのが功を奏して今のロードバイクバブルにつながっていると思います。
そして私みたいなおじさんは、令和になったら?
そんなコンパクトギアを付けたロードバイクで平地を漕いでいくことになるのではないかなと思っていますw

とわいえ、昨年購入した29erのMTBはすこぶる調子が良く、令和になっても山はやめられない気持ちでいっぱいです。

あー、ロードバイクも新しいのほしくなってきたなぁ。
令和になってもサイクリングは続けていくことだけはお約束できます(笑)

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