2016年6月19日日曜日

馴れ合いってのも問題です

今週は土曜日に晴れ間が訪れました。
コソコソとコソ練です。
今回は一人だったので長めのコースを選択してキッチリトレーニングでした。

疲れがたまった(-_-)

ギアに縛りを入れて、アップダウンのコース。
毎年この時期にやっていますが、体が慣れるまで時間がかかります。
山を下りて家に帰ってくるまではいいのですが、到着後に疲れがどっとですます。
今回は日曜まで疲れが続きました。
練習が終わった後に、あまり食事をとれなかったのが原因でしょう。
もう暫く我慢です。体が慣れるまでの辛抱。
しかし、今回は厄介な事に腰痛が出てきました。
サイクリング中はあまり気にならないからいいんですけどね。
あーやだやだ、この腰の痛み。腰痛体操で治ればいいのですが。

なんとか練習メニュに耐えて、英彦山に臨みたいです。

危険な事を認識して行動に移せるか人間か?

前々から登山に興味がありまして、登山について雑誌程度は読んだりします。
今のところ低山トレッキングはこなせました。
でもこれから先、本格的な登山をやって大丈夫かすごく迷いがあります。
だれか教えてくれる人が周りにいないので、この先の一歩目を踏み出せずにいます。

土曜の夕方から登山の講習会がアバンセであるということで行って来ました。
無料の講演で、初心者の私にはかなり勉強になりました。

鹿屋大の先生のトレーニングの話は結構役に立ちそうです。
エネルギー、水分についても、どのくらい必要なのか簡単な数式で表してくれました。
水をどのくらい持っていけばいいのか?
凄く不安で迷うところだったので多いに役立つと思います。

講師の方は、鹿屋体育大学 山本正嘉さんでした。

講座は2つあり、後半が先述のトレーニングのお話し。
前半は、なんと2年前の御嶽山の噴火災害に遭い生還したという、山岳ガイドの女性の話でした。

ガイドという立場で、予測が付きやすい悪天候などの対策はされていたようですが。
まさか、数百メートルの近さで噴火に遭ってしまうとは、思いもしなかったでしょうね。

必死の危険回避行動で命を奪われる事はなかったのですが。
これを「運が良かった」一言で片付けられないという気持ちがあるそうです。
確かに「運」もあったのは事実だそうです。
そんな中でも、危険な事象を危険と判断しすぐさま行動に移せたのかというところに、運命の分かれ道が存在していたようです。

例えば、噴煙を写真に納めようとする登山者の写真でてきました。
数分後には噴煙に巻き込まれる事を予知出来なかったという事実です。

危険を危険と認識して回避行動に移れる性格か?
集団の中で大多数の同じ行動から別の行動をとれる性格か?
人の性質として危険回避できる行動をとれるのは少人数との事です。

自然を相手にしている登山、トレッキングくらい軽度だとしても、スリップして骨折することはあり得ますもんね。
自然をなめたらあかん!と頭に置いておかないといけないなぁ強く思いました。

南信州山岳ガイド協会 小川さゆりさんの貴重な体験を元にした講演会を聴けて勉強になりました。

100%の安全性はない

サイクリングにおいても、真っすぐで見通しの良い道でも、何が起きるか分かりません。
昔より車の量は増えて、不確定な運転をする高齢者ドライバの割合は増えています。
個人的には、危ないと感じた場所などは極力コースから外す。
時間・場所・人とその内容を見極めて、危ないと思える所は潰して行くようにしています。

人が一番やっかいです。
危険を危険として認識出来る能力?性格的なものが大きいと思いますが、ダメな人もいるんですよねぇ。
一緒に走ってくれているという考えで、なぁなぁにしている所も多分にあります。
今回のような講演会を聴いた後で、自分の身を守る行動として、馴れ合い行動から卒業して他の行動をとる必要があるなと反省しています。

0 件のコメント: