2010年12月21日火曜日

あの山の向こうへ

行ってきました。「あの山の向こうへ」ってMTBツーリングイベント。
待ちに待った、久々のMTBのイベントです。
MTBのツーリングイベントは九州じゃあまりなので、イベント情報を見つけたらすぐさまエントリーしました。
でもよーく募集要項を見てみると”とれとれの分岐に矢印がある版”と書いてあって、
「とれとれ???」
これはやばい大会なのかもしれないと心配になってきて、申し込んだその日からトレが始まりました(笑

出発はAM3時
ずっと忙しい日々が続いているので、土曜は買出し・旅支度して終わりました。
ちなみに高額のジャケットを買いました。
極寒対策です!
なんでこの週になって急に冷え込むのでしょうか・・・。
中津江、小国レベルはきっと真冬だろうと見越してのことです。
おかげさまで、体重を以上に財布が軽くなりました(w
本番時以上に不安だったのは、現場までに移動です。
道路凍結の恐れ大いにありでしょう。
移動はマイカー・FRの車ときたもんだ。
途中で橋が凍っていたらおしまいです。
意を決して真夜中に出発。
ルートは、佐賀-久留米-日田-中津江です。
日田までは、予定通り到着して、ジョイフルでガソリン補給です。
いざ車から出ると、寒いし、車が凍り付いているし。。。
あ・・・こりゃだめかも・・・。
裏技で、MTBを下ろして、日田から中津江までMTBで上るなんてアホな事を考えました。
でも、まぁ、神は見放さなかった。
いくつもある橋は、なんとか凍りついておらず、雪を見ることも無く、中津江まで行くことが出来ました。
途中温度標識がありましたが、-1度を指しており・・・ほんと真っ暗なか嫌なドライブでした。

AM6時の中津江
集合場所の中津江ホール。
車を降りて、一歩踏み出すと、そこは芝生のようですが・・・妙なツルツル感。
うへー、芝生が凍ってる(汗
だって、マイナス1度ですもんねぇ。
6時半に早々と受付を済ませ。夜明けを待ちまちました。











自転車を下ろして、シートを見てみると、こちらも凍っていました(w

そんな中、スタッフの人から「上は凍りついているようですから注意してくださいねぇ」 との事!
やっぱ事人たち・・・「とれとれ」な人たちだと思い知らされました。
そういえば、周りの参加者の中にも、以前とれとれで顔を合わせたことがある人たちがちらほら。
結局そうなのか・・・と。。。楽しみになってきました(アホ

AM8時スタート
完全防備のウエアーでスタート位置に並びました。












サイクリングジャージにウインドブレーカーのような参加者も居ましたが。
それって大丈夫ですか?!と聞きたくなりましたが。
聞いておいたほうがよかったようです。

PC1まで
最初のチェックポイントまでは、ひたすらのぼりです。
上る上る・・・また、上る。
のぼりのレベルは、林道の激坂レベルが続きます。
それも嫌になるくらい続きます(激汗
ほんとに激汗かきました。
この時点で、今回はウエァ選びに失敗したことが分かりました。
とことんインナーローで回していくペダリング。
周りはゼロ度ですが、体は激汗でした。
結局、のぼりのピークまで、高額のジャケットを脱いで上ることにしました。
ちなみにピーク点は1000m級でした。

PC2まで
下って激上ってが続くやられっぱなしのガレ林道コースでした。
ガレ場は嫌いではないので、そこそこ楽しめました。
ちなみに上りもガレてたりして。
乗れるルートを探しながら、なかなかテクニカルなのぼりでした。
で、これは、途中ででくわした、凍結した小川の橋です。
橋の上に溜まっていた水が、完全に凍っていました。
厚さは1cmあったのでは。。。


















PC3へ
PC2が一番高いところだったと思います。
ここから舗装林道を使って急降下が始まります。
この区間だけ、高価なジャケットを買っていてよかったと、その効果を確かめることが出来ました。
単なるウインドブレーカーじゃ・・・かなりしんどかったのでは。
林道のくねくね曲がった道なので、日陰が出来ます。
日陰はお約束のごとく、残雪で凍っていました。
まともに突っ込むと、こけておしまいのような状況でした。
そんなヤバイところを抜けると、WトラックからSトラックへ続く道へ。。。
最後はコケや氷ついたやばい下りへ突入。
押して下っている人も居ましたが、キッチリ乗って楽しんできました。

エイドステーション
鯛生金山の道の駅で、温かいお汁をいただき、一服です。
MTBで過酷な状況で走っていて、マジ天国な一時でした。
ここまで来て、例えばロードで寒い中ずっと走っていると、つらいだけだけど。
ダートコースだと、状況が刻一刻と変わるので息が抜けないぶんだけ、逆にいい緊張感で楽しめるのだと思いました。

PC4へ
半分以上進んで、後は気楽に構えていたのですが・・・。
あまかった。
途中のピーク点へ達するまで、またひたすらインナーローで漕ぎまくりの旅が始まったのだ。
昼飯を少な目にしておいてよかった。
ガッツりやってたら、横っ腹が痛くなってやばかったでしょう。
そしてピーク点から、ダート、ガレ場の下りの始まりです。
エイドステーションである程度人が集まって進んでいたため、集団でダウンヒルとなりました。
5,6台で下るのは緊張感アリアリの楽しい下りでした。
途中で先頭に立って下ってると最高に楽しかった瞬間でした。

そしてゴールへ
そんでまたもや、ガシガシ上り、下り。
とれとれバリの裏道・人の家の敷地抜けみたいな、シングルを下り、442号線の国道に出て、無事終了て感じでした。
いやぁ、きつかったけど、楽しめた!
これだけの人数で、MTBを一緒に楽しめるイベントはなかなか無いですからね。
と、自分的には満足して、後は国道をひたすらゴールへ向かうだけででしたが・・・。
へろへろになった体に、鞭を打つかのようにスピードを上げて帰る二人が・・・。
どうも、中学生くらいの様子で、元気があまってる!
ペースを徐々に上げながら走り抜けていく彼ら。
いつの間にか、自分を入れて三人に・・・。
自分はひたすら後ろにくっついていましたが、一人脱落。。。
先頭の子も、先頭を引いていたせいで、力尽きたようで、ついに先頭に立っちゃいました(w
大人気ないって、こんな時も言うのでしょうか。
でもって、さらに後ろを見ると、なんと大人気ない?プロの招待選手が追い上げてくるではないですかぁ。
松本駿選手と山田大五郎選手。
もおおええやん、って感じですが。
さっきまで先頭切っていた子が息を吹き返して、抜き去られました。
自分はゴール手前で力尽き、へろへろでゴールでした。

そういや、松本駿選手って、王滝120Kmの優勝者なんですね・・・。
後で知った。。。少し話でもしたらよかったと後悔。
トレックのHPのBLOGを見ていたら、今回のレポートが載っていました。
先頭の集合写真に自分も移っていました。
トレックのホームページデビューって感じです(w
http://www.trekbikes.co.jp/race_news/xc/blog/archives/1058

今回はレースではなく、50Kmのツーリングでしたが・・・。
王滝の100Km・・・昔出たいと思っていたのですが・・・。
こんなんじゃ完走も夢のまた夢かと。。。
でも、まぁ、このイベントの情報を得て、3週間位。
ウイークディに30分のローラーの練習をやっておいてよかったと思いました。
最後の最後は力尽きましたが、無事完走できてとても達成感のある大会でした。

また、やってくれないかなぁ。。。と、期待しつつ。
おしまい。

5 件のコメント:

nii さんのコメント...

お疲れ様でした!ジャンルはクロカンになるのですか?過酷みたいですね。高額ジャケットはグリィィーーン!!!!!

ttM さんのコメント...

チョー寒そうデシね。
チョーキツタノでしたデシね。

yocco さんのコメント...

>niiさん
んー、ジャンルは・・・?!
冒険チックなツーリングでした。

>ttMさん
寒いわ、暑いわ、キツイわで・・・
でも、最後は楽しいって事でめでたしめでたしデシた!

ターボぅ さんのコメント...

なんか…命がけのツーリングなんですね

でもやっぱMTBって楽しそうだな~
寒さが苦手な私はダメですな (^^;

yocco さんのコメント...

>ターボぅさん
いやいや、そこまで危険な事はないですけど。。。
でも、おきたことに関しては自己責任です。
山乗りの鉄則ですね。